さらば!会社員人生!

もしも独立をしたら~メリットとデメリットとキャリアプラン~

フリーエンジニアが感じるデメリットは

エンジニアは比較的簡単に独立をすることができます。何も会社を作らなくても、個人事業主として働いていけば十分稼いでいくことができるからです。独立をすれば多くのメリットが生まれます。自分の好きな仕事内容の案件だけを受けていくことができますし、報酬に納得が行かなければ断ることもできます。会社員時代にはできなかった自由なエンジニアライフが手に入るのがメリットです。

しかしその一方で、デメリットも出てきます。エンジニアが独立をして感じるデメリットの中でも大きなものは、今までしなくてよかった雑用レベルのことまで自分でしなければならない点にあります。営業活動も自分でしなければなりませんし、契約書の作成も自分でする必要があります。さらに会計についても誰かがやってくれるわけではないので大変です。そうした周辺業務に時間を取られてしまうと、メインのエンジニアリングがまったくできなくなることもあります。一日周辺業務に追われて、作業が進まないということは日常茶飯事に起こり得ます。コストをかけて外部の専門家を使うぐらいしか回避策はありません。

ただ、経験を積んでいけばその辺りのことについても素早く片付けることができるので、それほど大きな心配はいらないでしょう。アルバイトを雇うのももちろん方法の一つですが、自分でやっていけば数年後には慣れてすぐに片付けられるようになります。面倒なだけで難しい仕事はほとんどないのが救いです。